和歌山県教委は８日、平成２１年度の県立高校入試実施要項を発表した。２０年度に引き続き、前期と後期で選抜を実施。詳細な募集定員などは１０月末までに発表予定という。
変更点は、前期で定員すべてを募集する高校が３校５学科増の１２校１６学科となり、３割募集の学校はなくなった。専門学科では前期の比重が増加した。
前期選抜と同時期に実施するスポーツ推薦も、１５校５９競技（２０年度は１３校５０競技）と増加。また、新宮高校定時制の後期学力検査を５教科で実施する。
県教委は「今回の募集枠は学科の特性や過去の出願状況などを踏まえて決定した。前後期制の維持は受験生の混乱を避けるための配慮」としている。内容を変更した高校・学科は次の通り。
【前期で全定員募集】
海南・教養理学▽日高・総合科学▽串本古座・国際教養▽和歌山工・化学技術、土木。
【スポーツ推薦】 粉河・ソフトテニス（女子のみ）▽熊野・バレーボール（女子のみ）、ラグビー（男子のみ）、柔道、空手道▽和歌山北・バレーボール、レスリング（男子のみ）▽和歌山東・フェンシング▽和歌山工・サッカー（男子のみ）▽箕島・フェンシング。（産経）
・・・高校野球でおなじみの箕島にフェンシング部ができていたのも驚いたが、公立高校でスポーツ推薦ってありだったのか。そして、高校入試での推薦ってことは、中学時代の実績が必要なのか・・・。
