フェンシングつれづれ(RENEWAL)

フェンシングつれづれ

アジア選手権まとめ

 アジア選手権が閉幕したので、団体戦の順位をまとめておく。

 ロンドン五輪では、男子エペと女子サーブル団体を除く10種目開催。

2010年
2011年

   日本  中国  韓国
男F 2→2 1→1 3→3
女F 2→2 3→3 1→1
男E 6→5 1→2 2→1
女E 5→3 1→1 2→2
男S 4→6 1→2 2→1
女S 5→3 1→2 2→1

 2010年は中国5種目・韓国1種目→2011年は中国2・韓国4.

 個人戦は省略するが、日本では男子フルーレで太田雄貴(森永製菓)が9位に終わったものの、千田健太気仙沼高−中央大−NEXUS、北京五輪代表)が準優勝。

 ロンドン五輪団体戦出場権は(ここでいう世界ランクは2012/3/31)
・世界ランク上位4位
・それ以外の各大陸1位(アジアオセアニア、欧州、南北米、アフリカ)
 なので、現時点では、日本は男子フルーレ(中国が2位、日本3位)、女子フルーレ(韓国3位、日本8位。中国は10位)で団体戦出場可能。
団体戦出場すると、個人戦で3名出場できる)

 個人戦は、・・・面倒なんで省略w最悪、2012年4月に和歌山で行われるアジアオセアニア最終予選で1位になると出場できるが。

 とりあえづ、「アジア選手権で大コケする→世界ランクを落とす」という最悪の展開にはならなくてよかったよ。世界ランク自体は、今行われている欧州選手権の結果も反映して決まるので、欧州選手権が終わったあたりで再度チェックしてみようかなとも思うが。

 それにしても、この大会での(日本の)最大のサプライズは、「女子フルーレ団体戦菅原智恵子アテネ、北京代表。北京五輪7位。鼎が浦高−日体大−宮城クラブ)電撃復帰!」であろう。北京五輪後、国際大会には出場せず、後進の指導に専念していたものの、全日本選手権では2010年まで3連覇(通算5度の優勝)するなどの安定した実力を備えている。いや、国際大会に出ていないので、FIEポイントは現在持っていないけどね。
 しかし、今後どうするんだろうか?

 あともう一つのサプライズは、FJEがブログを立ち上げて、現地からのレポートを随時入れてくれたこと。世界選手権とかは、FIEが速報サイトを作ってニアライブで状況がわかるのでありがたいけど、アジア選手権だとそれがないから。