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世界選手権総括

低調だったフルーレ男子=エペ、サーブルは底上げ−世界フェンシング
 【カザニ(ロシア)時事】23日までロシアのカザニで行われたフェンシング世界選手権で、日本勢はエペ女子の下大川綾華(テクマトリックス)とサーブル女子の菊地美香(警視庁)が3回戦に進んで15位になったのが最高で、全体的に低調だった。
 フルーレ男子の日本は、北京五輪太田雄貴(森永製菓)が銀メダル、ロンドン五輪では団体で銀を獲得したが、昨年に続いて不振に終わった。長期休養から復帰した太田は2回戦で敗退し、団体銀メダルの千田健太(筑波大大学院)らは予選落ちし、団体も9位にとどまった。
 日本フェンシング協会は従来、五輪のメダルに近いフルーレを重点強化してきたが、江村宏二日本代表監督は2年後のリオデジャネイロ五輪に向け、「(各種目の)競技力を基にシビアに判断していく」とした。今秋の海外遠征では若手を起用して、ベテランとの競争を促し、世代交代も視野に入れている。
 世界トップとの実力差が大きかったエペとサーブルで、下大川と菊地が勝ち進んだのは明るい材料。昨年は20位台だったエペ男子とサーブル女子はともに団体で12位に浮上し、少しずつ地力を上げている。江村監督は6年後の東京五輪を見据え、「全種目でメダルを狙えるようにしていきたい」と長期的な展望を描いている。http://www.jiji.com/jc/c?g=spo&k=2014072400750:TITLE=(時事、2014/07/24-17:20)

太田、完全復調へ道半ば=世界選手権は不振−フェンシング
 【カザニ(ロシア)時事】ロシアのカザニで開催中の世界フェンシング選手権で、フルーレ男子のエース太田雄貴(28)は個人、団体とも2回戦で敗れて日程を終えた。長期休養から復帰し、2大会ぶりに出場した世界選手権。五輪銀メダリストの輝きは放てなかった。
 個人戦に続き、ドイツと当たった団体でも勝負どころで期待に応えられなかった。ロンドン五輪後、1年以上実戦から遠ざかった影響が残り、本来の技の精度を欠いた。絶好調時に比べると、今の力は「7掛けから8掛けの間くらい」と本人。団体9位の結果に対し、「僕がもうちょっと頑張っていれば」と責任を感じた。
 北京五輪の個人で日本フェンシング界初の銀メダルを獲得し、ロンドン五輪の団体でも銀。達成感は確かにあり、「20歳の時のハングリーさはない」と認める。昨年は東京五輪招致活動に注力したほか、国際連盟選手委員会の委員長を務めたり、フェンシング普及に携わったりと、競技だけに集中する環境ではない。
 それでも、今大会の不振で闘志にようやく火がついた感はある。「小さな火種だけど、一歩目が踏み出せそうな気がした。練習も、がつがつやらなかった。やっぱりそれじゃ足りないんだなと」。金メダルを目指す2年後のリオデジャネイロ五輪に向け、本気になれそうな自分を感じている。http://www.jiji.com/jc/zc?k=201407/2014072300129&g=spo:TITLE=(2014/07/23-08:31)


男子フルーレ フランス  9位(12位) 21位 太田 雄貴(森永製菓)
女子フルーレ イタリア  9位(12位) 30位 宮脇 花輪(慶應女子高)
男子エペ   フランス 12位(23位) 22位 見延 和靖(NEXUS)
女子エペ   ロシア(連覇)20位(23位)15位 下大川 綾華(テクマトリックス
男子サーブル ドイツ  14位(16位) 43位 島村 智博(警視庁)
女子サーブル アメリカ 14位(21位) 15位 菊地 美香(警視庁)

 よく見たら、団体戦はなんだかんだで、全種目で前年度よりは順位は上げているのね。個人戦では、男女フルーレで順位を落としている。

 個人的なMVPは、今回は「毎日選手のコメントをしっかりとレポートを出してきた時事通信社」に挙げたいwあ、日本フェンシング協会も、毎日写真付きでレポートは出していたけど、Facebookでの写真なので、俺が仕事中に見ることができないwのと、本来協会は(現地にいる以上は)これくらいの試合レポートはしてほしいということで、次点に挙げておく。

 俺的な視点のまとめはhttp://blog.livedoor.jp/kammyjt/archives/52033254.html:TITLE=こちらに。