<アジア大会フェンシング21日>女子フルーレ個人は決勝トーナメント準々決勝で宮脇花綸(東京・慶応女高)が全希叔(韓国)に11―12で敗れた。宮脇は予選プールA組を3勝2敗の3位で突破。1回戦はシンガポール選手に勝った。
柳岡はるか(法大)は1回戦でタイ選手に屈した。予選プールB組を4勝1敗で勝ち上がった。
男子サーブル個人は島村智博(警視庁)徳南堅太(デロイトトーマツコンサルティング)がともに2回戦で敗退。島村は予選プールA組を1勝3敗、徳南はC組を3勝2敗で通過した。(朝日/共同)
17歳宮脇、金星逃す=アジア大会・フェンシング
女子フルーレ個人に出場した17歳の宮脇は、勝てばメダルが決まった準々決勝で地元韓国の強豪、全希叔に延長戦で屈した。3点のリードを守れずに敗れ、「久しぶりに試合が終わって泣いちゃった」と悔やんだ。
出場選手で世界ランキング最上位(8位)の全希叔と互角の勝負。残り1分を切って3連続得点で勝利を目前にしたが、約10秒の間に逆に3連続失点し、延長戦で決勝のポイントを奪われた。
17歳らしからぬ駆け引きのうまさが武器。4月の世界ジュニア選手権で3位、8月のユース五輪で銀メダルを獲得し、2020年東京五輪の活躍が期待されている。「大きな舞台で悔しい思いをしたことは次に生きてくる。次はメダルに変えられるようにしたい」。試合後は力強い口調で目標を語った。(時事)(2014/09/21-19:22)
さて、22日の速報はこちら。
女子エペはC組に下大川、D組に大橋。
男子フルーレはA組に藤野、B組に太田雄貴。なお、TBSで中継があるらしい。