フェンシングつれづれ(RENEWAL)

フェンシングつれづれ

世界選手権最終日

◎男子フルーレ団体
準々決勝 日本 42−45V フランス
順位戦  日本 36−45V アメリカ
7位戦  日本 45V−0  韓国(負傷により韓国棄権)
3決   フランス 31−45V 中国
決勝   イタリア−ロシア

太田、まさかの苦戦=世界フェンシング
 男子フルーレ団体の日本は準々決勝でフランスに敗れた。敗退が決まると、太田は無念の表情で天を仰いだ。世界ランキング1位に対し、4巡目の千田が5点差を逆転し、流れを引き寄せたが、8巡目の太田が苦戦。4点リードをひっくり返され、最後の淡路も挽回できなかった。
 個人戦で優勝した太田は団体戦に懸けていた。「皆で毎日練習してきて、五輪に僕しか出られなかったら(休養から)戻ってきた意味がない」。合宿などで結束を高めて臨んだこの大会。リオデジャネイロ五輪出場権獲得に向け、4強を前にした敗退は厳しい結果となった。(モスクワ時事)(2015/07/19-20:49)

世界フェンシング・談話
◇後手に回った
 太田雄貴 自分がもうちょっと頑張っていれば。相手の仕掛けが早く、後手に回った。準備はしていたが、相手のペースに持っていかれた。
◇難しさ感じた
 千田健太 無駄な失点が多く、取り切る力がまだ弱い。団体の難しさを改めて感じた。久しぶりに強い選手と対戦したことを次につなげたい。
◇感情揺らいだ
 淡路卓 太田先輩がリードをしてつないでくれると思って甘えていた。想定外の展開で感情が揺らいでしまい、流れを持っていかれた。
◇実力ついている
 三宅諒 チームのまとまりは悪くなかった。悔しいが、ベスト8は久しぶり。実力がついているという感覚はある。(時事)(2015/07/19-23:01)

◎女子フルーレ団体
準々決勝 日本 25−45V イタリア
順位戦  日本 33−45V アメリカ
7決   日本 45V−44 ポーランド
5決   韓国 41V−40 アメリカ
3決   フランス 37V−36 ハンガリー
決勝   イタリア 45V−36 ロシア

宮脇と狩野、成長実感=世界フェンシング
 女子フルーレ団体の日本は準々決勝で強豪のイタリアに完敗。しかしポーランドと争った7位決定戦では、終了間際に逆転に成功。1点差で競り勝つ意地を見せた。
 今大会は18歳の宮脇と狩野が起用され、若手の奮闘が目立った。ライバルの中国を破って目標の8強入りも達成。宮脇が「試合の流れが分かってきた。チームとしていい方向に向かっている」と言えば、狩野も「戦い方を学んだことは個人戦にもつながる。次に生かしたい」と成長を実感していた。(モスクワ時事)(2015/07/19-22:52)


 というわけで皆様、お疲れ様でした。
 なお、太田雄貴選手の優勝記者会見は、7月21日(火)13時半より、森永製菓にて。

 また、来年はリオ五輪があるので世界選手権は開催されないが、五輪で開催されない女子フルーレ・男子サーブル団体戦の世界選手権が4/25,26にリオデジャネイロにて開催。