一般向けwにはhttp://blog.livedoor.jp/kammyjt/archives/52118403.html:TITLE=こちらにまとめている。
改めて、男子フルーレ団体の出場枠は
1位ロシア、2位イタリア、3位フランス、4位アメリカ。
5位(アジア枠)中国、7位(欧州枠)イギリス、9位(アフリカ枠)エジプト、11位(米大陸枠)ブラジルとなった。日本は世界ランク6位。韓国が8位。
ブラジルがカナダと同ポイントだが、自力で出場権をゲット。
ドイツが男子フルーレの出場権を獲れなかったのは、1956年以来?初めてらしい。
ちなみに、http://d.hatena.ne.jp/kammy/20120321/p1:TITLE=2012年3月時点(ロンドン五輪出場枠選定時点で)のランキングと比較すると、日本の6位は変わらないが、このときは中国が2位だったため日本にアジア枠が入ってきた、というわけ。
・・・原因?弱いから負ける。
それを言っては身も蓋もないw
アジア選手権で中国優勝、韓国準優勝、日本3位。
世界選手権で中国3位、日本7位、韓国8位。
いや、何が一番驚いたかって、この結果を各紙(一般紙)がリアルタイムベースで報じていること。先週行われた女子サーブル団体では、1大会を残して日本の出場可能性が消滅しているんだが、そのことについて触れたメディアは皆無(日本フェンシング協会すら触れていない)。
今朝の河北新報もこの扱い。(千田健太とか、(今回は団体に入ってないが)淡路卓とか、宮城県出身者がいるからというのもあるが)
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フェンシング男子フルーレの日本のエースで30歳の太田雄貴が7日、団体でリオデジャネイロ五輪出場を逃した悔しさを胸に、個人で「金メダルを目指す」と宣言した。昨年の世界選手権を日本人で初制覇し、現在世界ランキング2位の太田は個人での出場は確実。「金を取ることで東京五輪の機運を高め、フェンシング界と日本スポーツ界を盛り上げたい」と強い使命感を示した。
2012年ロンドン五輪で銀メダルを獲得した団体は、ドイツのボンで7日まで行われたW杯の結果で五輪出場の可能性が消えた。太田は、個人での雪辱を期し「体の土台から鍛え直したい」と五輪への青写真を描く。(ボン/共同・JOC)
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特に20代後半とか、30代の選手は、この結果を踏まえて今後のことをいろいろ考える選手も出るんだろうな・・・
「リオ後」という点では、太田雄貴がドイツの日本人向けメディアのインタビュー(これはボン大会前の記事だが)で、興味深い発言をしている。
東京五輪、現役選手として出場は……
→僕(太田)は経験を重んずることはスポーツ界にはまったく必要ないと思っていて、同じくらい強いなら若い選手を出してよりたくさんの経験をしてほしい。僕は今回で4回目の五輪。最後にもう一度勝負できることをとても嬉しく思います。最高に楽しい選手生活の集大成となりそうです。
現役引退後のプランは?
→どうしたらフェンシング界に必要な予算をもってこられるかなどといった、国とのパイプになるところで活躍することが、メダリストにできることではないかとも思うので、自分が必要とされ、力を発揮できる立場に就きたいと思います。あと、ビジネスには興味があります。起業家や経済界の友人が多く、彼らから教わることは大変刺激的です。とは言ってもキャリアを変えることは未知なる大きな挑戦。
それと、2/21にはイオンモール幕張での五輪普及イベントで、淡路・三宅が出るそうだが。