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インターハイの代替大会開催へ

インターハイの代替となるフェンシングの高校生大会の開催へ 見延や女子ソフト高山さんら賛同

 新型コロナウイルス感染拡大で8月の全国高校総体(インターハイ)が史上初めて中止になったことを受け、高校生のフェンシング日本一を決める大会「High School Japan Cup 2020」が計画されていることが3日、分かった。実行委員会が発表した。各都道府県で「予選を行うことが困難であるため」と予選のないオープン大会となる。

 同大会は非営利プロジェクトで、スポンサー支援や「CAMPFIRE」を通じてクラウドファンディングを集った資金で安全に十分に配慮して実施する。この日からクラウドファンディングとスポンサー募集を開始し、6月中に会場内の感染防止策の資金を調達完了する。実行委は「CAMPFIRE」のサイト上で「新型コロナウイルスによって青春を大きく奪われた高校生たちのために、あなたも一緒に夢の舞台をつくりませんか? 」と問いかけた。大会会長は80年モスクワ五輪代表の千田健一氏、プロジェクトリーダーは1988年ソウル五輪代表の江村宏二氏が務める。

 さらに「インターハイの代替大会を歴代日本代表選手の手で開催したい!」と題して、プロジェクトには12年ロンドン五輪男子フルーレ団体銀メダルの三宅諒(フェンシングステージ)や、16年リオ五輪男子エペ代表で、元世界個人ランク1位の見延和靖(ネクサス)ら現役選手を含めたオリンピアン39人と、他競技からもソフトボールで五輪に3大会出場した高山樹里さん、陸上で3大会に出場した末次慎吾さんら10人の計49人のオリンピアンが賛同した。見延は「学びの場となるインターハイの代替試合を、私たちの手で開催し、熱い汗と涙を流してくれる事を願っています」などとコメントした。

 開催日程については3つの案がある。〈1〉8月15日までに政府などにより、スポーツイベント自粛要請が解除になった場合は9月25~27日に神奈川・星槎箱根レイクアリーナで開催予定。〈2〉10~11月までに解除になった場合、11~12月に開催。場所は箱根・小田原エリア。〈3〉10~11月までに解除されなかった場合は開催を断念する。資金についてはそれまでの準備費用を除いた残額を全国の高校フェンシング部へフェンシング用具の寄贈などに活用するという。大会は原則無観客で、参加人数は300~500人の予定。参加者は出場を希望する全ての高校3年生(1、2年生は3年生の申込状況を見て人数制限がかかる場合も)。参加費は無料となっている。エントリー受付は6月上旬を見込んでいる。(報知)

【インターハイ】フェンシングの代替大会を歴代日本代表選手の手で開催したい! - [https://camp-fire.jp/projects/view/287421
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 インターハイ高校野球選手権・都道府県高校総体中止による代替大会の開催は、都道府県レベルでは検討されているが、全国大会に準じたレベルでの代替大会開催の話は、俺の知る限りはじめて。

・・・けど、9月までフェンシング続けていられるのか?という素朴な疑問が。
(大学でもフェンシングをやる、とかいう人はともかく)