フェンシング全日本選手権、初日の“投げ銭”は4500円(スポニチ)
フェンシング全日本選手権(東京・駒沢体育館)の大会事務局は18日、女子エペ、男子サーブルの準決勝までが行われた17日のデータを公表した。
新型コロナウイルスの感染予防のため、今大会は無観客での開催でオンラインで試合がライブ配信されている。選手を個別に応援できる“投げ銭”も導入され、17日の金額は4500円だった。太田雄貴会長は6月の会見で「(投げ銭は)多ければ多いほどいい。選手たちに還元していけるようにしたい」と話していた。
全日本は17~19日に各種目の準決勝までが行われ、26日に決勝を実施する。
というわけで、全日本2日目は、男子個人フルーレから。
◎男子個人フルーレ1回戦
”男子フルーレの絶対的エース””福岡が生んだベビーフェイス”
敷根 崇裕 NEXUS V15-8 野口 凌平 セルソース
”男子フルーレ期待の新星” ”インテリ銀メダリスト”
飯村 一輝 龍谷大平安高 V15-10 三宅 諒 フェンシングステージ
1回戦敗退の三宅諒「一番のサポーターが妻」8月に結婚
2020年9月18日 13:03、スポニチ
男子フルーレが行われ、12年ロンドン五輪団体銀メダリストで8月1日に一般女性と結婚した三宅諒(29=フェンシングステージ)は、1回戦で飯村一輝(16=龍谷大平安高2年)に10-15で敗れた。「非常にふがいない結果。他の選手の本気の気持ちを感じることで、まだまだ頑張らないといけないなと痛感させられた」と振り返った。
4月末にフードデリバリーサービス「UberEats」で配達員のアルバイトを始めて注目を集め、今月16日には結婚していたことを公表。「一番のサポーターが妻。大変な時期でもポジティブな言葉を投げかけてくれたり。すごく人生が充実している」とのろけた。
新型コロナウイルスの影響で東京五輪は来夏に延期に。ロンドン五輪のメダリストも、出場には厳しい状況に立たされている。選考には関係ないものの、全日本でのアピールにも失敗。「ここで負けるのは非常にマイナス」としながらも、「東京五輪前に試合があったら結果を出して、五輪推薦枠に食い込めるように頑張りたい」と懸命に前を向いていた。
”ゲーム大好き頭脳派フェンサー” ”今年こそ悲願の初優勝”
大石 利樹 山九 V15-11 安部 慶輝 秋田緑ヶ丘病院
”父の意思を受け継ぐ前回王者” ”誰もが認めるフェンシングバカ”
永野 雄大 中央大 V15-2 薗田 嶺太 RITZ FENCING ACADEMY
”世界ジュニアメダリスト” ”ワンオク大好きな負けず嫌い”
藤倉 類 慶應義塾大 V15-14 西藤 俊哉 長野クラブ
”純日本人!5度目の優勝へ!” ”抜群の剣さばきを持つ男”
藤野 大樹 DENSO岩手 V15-13 伊藤 拓真 日本大
”日本人離れの長身サラブレット””ストイック上野家のイケメン長男”
鈴村 健太 法政大 V15-10 上野 優斗 中央大
”男子フルーレのキャプテン” ”こう見えて、ガッツの魂”
松山 恭助 JTB V15-5 中村 太郎 法政大
・準々決勝
飯村 V15-14 敷根崇裕
永野 V15-14 永野
藤野 V15-12 藤倉
松山恭助V15-5 鈴村
・準決勝
永野 15V-4 飯村
松山恭助 15V-4 藤野
決勝は、
”父の意思を受け継ぐ前回王者”永野 雄大 21歳 右利き 170センチ
世界ランキング 101位
国内ランキング 4位
今大会への意気込み「2連覇目指して頑張ります!」
vs
”男子フルーレのキャプテン”松山 恭助 23歳 左利き 180センチ
世界ランキング 34位
国内ランキング 1位
今大会への意気込み「自分自身をフェンシングで強く、かっこよく、美しく表現したいです!」