フェンシングつれづれ(RENEWAL)

フェンシングつれづれ(はてなダイアリーより移行中)

ウクライナ選手 ロシア出身選手と握手拒否で失格

ウクライナ選手 ロシア出身選手と握手拒否で失格 フェンシング
2023年7月28日 7時03分、NHK

 フェンシングの世界選手権に出場したウクライナの選手がロシア出身の選手と対戦した試合のあと握手を拒否したため失格になりました。
 イタリアのミラノで行われているフェンシングの世界選手権は27日、女子サーブル個人が行われ1回戦で、ウクライナのオリガ・ハルラン選手と個人資格で出場しているロシア出身のアンナ・スミルノワ選手が対戦しました。
 試合はハルラン選手が勝ちましたが、試合後にハルラン選手は剣を持ったまま握手を拒否しました。
 国際フェンシング連盟では、連盟のルールで試合後に選手どうしが互いに相手に敬意を払うことを求めていてハルラン選手は失格処分となりました。
 ウクライナの選手とロシアや同盟国のベラルーシ出身の選手をめぐっては、テニスの四大大会の1つ、ウィンブルドン選手権でも試合後に選手が握手を拒否する場面がありました。

(別呟き)
ロシアのスミルノワはウクライナのハルランと対戦し、7対15で敗れた。終了後、握手しようとスミルノワが近づくと、ハルランはサーベルを突き出して握手を拒否。そのまま会場を去った。

 ウクライナのスポーツ省は26日遅く、同国の選手が中立の立場で出場するロシア人選手やベラルーシ人選手との対戦を禁じていた従来の方針を変更した。

 ウクライナの選手は握手をせず、サーベルに触れただけだった。その後、抗議としてウクライナ選手は椅子に座り45分間壇上に留まり続けた。1時間以上が経過した後、ウクライナのチャンピオンは失格となった。