フェンシングつれづれ(RENEWAL)

フェンシングつれづれ

国体2日目

新潟6位、成年男子フルーレ
 第64回国民体育大会「トキめき新潟国体」は3日、各競技を行い、県勢はフェンシングの成年男子フルーレが6位入賞を決めた。また馬術では成年男子トップスコアの松田靖久(県体協)が7位、成年女子馬場馬術の小林利江(小林俊夫商店)も8位入賞を果たした。

 成年男子フルーレは3回戦で前年覇者の京都を破り24年ぶりに8強入りした。準々決勝では福井に敗れたが、順位決定戦1回戦で福島に勝ち、5位決定戦で秋田に敗れた。エースの笠原崇弘(新潟聾学校教)は試合後「(自分たちにとって)予想外の結果が出せたのは、地元の応援のおかげ。あしたからのエペにつながる」と話した。新潟日報
 号外

・成年男子フルーレ決勝
和歌山 2V−0 東京
(和歌山は4年ぶり11度目の優勝)




・少年女子決勝
愛媛 2V−0 大分
(愛媛は初優勝)

三人娘準V フェンシング少年女子フルーレ[2009年10月4日 11時13分]
 「ヨッシャー」「大丈夫、次は私が取り返す」。試合の合間に互いへの声が飛ぶ。全員でカバーしあい、厳しいトーナメントを勝ち進んだ。フェンシング少年女子フルーレで大分が準V。目標の優勝はならなかったが、負けず嫌いの三人娘が大分国体のリベンジを果たした。
 国体は2年連続同じメンバー。ジュニア時代から実績のある3選手がそろい、昨年も期待されていた。しかし若さと地元国体のプレッシャーもあってチームとしてうまくかみ合わず、予選敗退。国際大会の経験も豊富な大石栞菜(豊府高2年)は「恥ずかしい結果だった」と振り返る。
 今年は違った。「勝って悔しさを晴らしたい」。共通の思いを胸に一つになった。個人個人が成長し、チームの団結も深まった。
 大石は大会直前に右足をねんざしたが、会場では松葉づえを使わず何食わぬ顔で試合に臨んだ。敏しょう性を誇る渡辺咲(岩田高2年)、スケールの大きいプレースタイルの皇甫蘭(同1年)はその姿に一層奮起。チーム力で準優勝を勝ち取った。
 全員がまだ1、2年生。渡辺は「2位は悔しいが、去年は何もできなかった。今年は心に残る試合ができ、周りの人への感謝も表せたと思う」。大石は「来年は絶対に優勝。もっと強くなる」と宣言した。 (大分合同新聞
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