【カザニ(ロシア)時事】フェンシングの世界選手権最終日は23日、ロシアのカザニでエペ団体が行われ、22日の2回戦を突破した男子の日本(見延、伊藤、山田、宇山)は12位だった。
日本は3回戦で韓国に39−45で敗れた。順位決定戦ではキルギスに勝った後、ポーランドとチェコに敗れた。(2014/07/23-21:04)
エペ男子に明るい兆し=世界フェンシング
エペの日本男子は3回戦で韓国に地力の差を見せつけられたものの、順位決定戦でキルギスを破って12位。昨年の28位より大幅に順位を上げた。エースの見延は「最低限、ベスト16に残れた。勝ててうれしい」と話した。
日本にとってエペは世界との差が大きい種目だったが、近年は若手の台頭でチーム力が充実しつつある。伊藤は「全員がもっと底上げすれば他国と対等に戦える」と手応えを口にし、22日の2回戦で米国を破る立役者になった宇山は「団体の方がチャンスがある」とリオデジャネイロ五輪出場へ意欲を燃やした。(カザニ時事)(2014/07/23-21:11)
男子エペ団体 3決 スイス 23V−21 ロシア
決勝 フランス 45V−39 韓国